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映像にとって「いい音」とは何かを考えた結果、私は「記憶と結びつく音」だという結論に至りました。

映像から流れる音と、実体験として刻まれた音の記憶が結びつくことで、視聴者の臨場感を一層高めることができます。

実生活に耳を傾けてみると、「楽しいときには楽しい音が」「切ないときには切ない音が」鳴っています。

その音色と組み合わせを分析し、クリエイターの作品に音をデザインすることで、映像の世界観を最大限に引き出し、視聴者の感情を動かすお手伝いができれば幸いです。

映像・CG・アニメーションに、「フォーリー(人物の動作音)」「環境音」「感情音」「SFX」

を加えることで、臨場感・一貫性・没入感を生み出し、物語に強い説得力を与えることができます。

映像クリエイターがサウンドまで担うと、膨大な時間と労力を費やすことになります。
さらに、オーディオ編集ソフトを十分に使いこなせなければ、せっかくの高品質な映像に音の技術が追いつかない恐れもあります。

だからこそ、映像クリエイターとサウンドクリエイターが協力することで、最大限のクリエイティブを発揮できると信じています。

【 目的を意識する 】

何の為に作られ、どんな感情を抱かせたいのかを深く考え、その目的を達成する為の音を入れます。

【 良い違和感を意識する 】

 映像を見ていて反応してしまう音を分析してみると「良い違和感」がありました。
良い違和感とは、本来の音そのままではないのだけれど、音の世界観をうまく誇張し、映像に深みをますような音です。


そのため音を入れる時は自分の中で良い違和感を感じるまで音を作りこみ、「反応してしまう音」を常に意識しています。

 【 どこで聴いても良い音にする 】

音楽や映画には音の処理をする「ミックスダウン」という工程があります。

ミックスダウンとは、様々な環境で録音された音質のばらつきを綺麗にまとめ、迫力を出し、不快な部分を取り除くことによって「作品として世に出せる状態にする」作業です。

現代は、スマホ・PC・スピーカーなど様々な環境で映像を見られます。
そのため、環境によって変わる周波数特性を意識しながら音を編集することで「どこで聴いても同じバランスで音が出る」ように処理をします。

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製作者 SEN

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